髪の毛を太くする方法は?シャンプーやサプリメントなど対策を解説!
掲載日:2021.01.15 更新日:2021.01.15
「髪が細くてボリュームがない…」とお悩みではありませんか?気がつくと髪の毛が細くなっていたという時、どう対策してよいか迷いますよね。そこで今回は、細くなった髪の毛を太くするための方法を紹介します。栄養素や食事の関係性、シャンプーや育毛剤を使用する対策なども解説するので、参考にしてみてください。
髪を太くしたい!髪が細くなる原因
髪が細くなる原因は人によってさまざまですが、以下のようなものが考えられます。
- 遺伝
- 加齢
- 生活習慣や食生活の乱れ
- ストレス など
遺伝
日本人の髪の毛1本の太さは直径約0.07~0.1mm、細い髪の毛の基準は直径0.06mm以下といわれています。遺伝により生まれつき髪の毛が細い場合、急に太くすることはなかなか難しいでしょう。
しかし、生まれつき髪の毛が細いことが直接脱毛や薄毛と関与している訳ではないので安心しましょう。反対に、生まれつき毛が太くしっかりしている人でも、薄毛になる可能性があります。
加齢
髪の毛は年齢を重ねるにつれて細くなりやすいと言われています。これは加齢によって毛細血管が老化することで、血行が悪くなることが関係しています。髪の毛が太く長く成長するためには、毛母細胞に栄養を届けなければいけません。血流が悪くなることで栄養が行き渡りにくくなり、髪が正常に成長できなくなってしまいます。
女性の場合は、40歳前後から女性ホルモンの分泌量が減りエストロゲンが相対的に少なくなることで、ヘアサイクルが短くなってしまいます。それによって髪の毛のハリやコシがなくなり、髪の毛が細くなる可能性があります。
生活習慣や食生活の乱れ
睡眠不足や運動不足など、生活習慣の乱れも髪の毛を細くする要因となってしまう可能性があります。髪の毛を成長させる成長ホルモンは睡眠中に多く分泌され、特に夜22時から深夜2時までは最も成長ホルモンの分泌が活発になる時間です。この時間に質の良い睡眠をとっていないと、髪の毛が十分に成長できない可能性があります。また、運動不足により血行が悪くなると頭皮に栄養が届けにくくなり、髪の健康的な成長を阻害してしまいます。食生活の乱れにより、髪の成長に必要な栄養素を摂取できないと、健康な髪の毛を育てることができません。
ストレス
ストレスが溜まると抜け毛や薄毛の原因となると言われています。ストレスを感じると交感神経が緊張し、血流が悪化しやすいためです。その結果、頭皮へ十分な栄養が行き渡らなります。また、ストレスによって十分な睡眠が取れないことで、ホルモンバランスが崩れやすくなり育毛に必要な成長ホルモンに異常をきたすこともあります。
日頃からストレスを溜め込まないよう、自分なりの発散方法を見つけておきましょう。
髪を太くする方法
髪を太くするには頭皮の環境を改善することが必要です。有効な方法をとして、以下の6つを紹介します。
- シャンプー選びや方法を見直す
- 髪の成長を助ける食べ物や食事を摂取する
- サプリメントで必要な栄養を補う
- 頭皮マッサージ
- 育毛剤や発毛剤を使う
- 生活習慣を整える
シャンプー選びや方法を見直す
髪の毛が細くなる原因の一つとして、毎日使っているシャンプーが合っていない可能性も考えられます。
洗浄力が強すぎるものや刺激の強い成分が入っているシャンプーは、頭皮に必要な皮脂まで洗い流したり、頭皮に刺激を与えてしまったりして、髪の成長に影響をすることも。
シャンプーが強いかもと感じる方は、洗浄力がマイルドなものに変えてみましょう。
髪の成長を助ける食べ物や食事を摂取する
普段の食生活を見直し、栄養素をバランスよく摂取することで髪にも良い影響を与えるとされています。
レバーや鶏モモ、牛モモなどの肉類はビタミンAやアミノ酸、タンパク質を多く含んでいます。帆立やサバ、ブリなどの魚介類にはタンパク質や亜鉛などが豊富です。小松菜やほうれん草、人参などはカロテノイドを多く含み、チーズやヨーグルトなどの乳製品はタンパク質を多く含みます。ナッツ類やオリーブオイルもビタミンEやミネラルを豊富に含み、髪の成長によい影響を与えるでしょう。
サプリメントで必要な栄養を補う
髪の毛は体の一部であり、必要な栄養素を摂取することで健康的な髪を育てることができます。食事だけでは取り入れにくい栄養素は、サプリメントで摂取するのも良いでしょう。
髪の毛の成長に特に重要な栄養素は、タンパク質・亜鉛・ビタミンA・ビタミンB群・ビタミンC・ビタミンEなどです。タンパク質は髪の毛の主成分であるケラチンを生成するのに欠かせない栄養素であり、亜鉛は美しい髪の毛をつくるのに重要な成分と言われています。ビタミンAは抗酸化作用が高く頭皮を健やかに保つ効果がある栄養素です。ビタミンB群はどれも身体の新陳代謝に関わる栄養素だと言われています。ビタミンCは頭皮を丈夫にする効果があり、ビタミンEは血行促進作用が期待できるでしょう。
ただしサプリメントは手軽なぶん、過剰摂取には注意しましょう。
頭皮マッサージ
頭皮マッサージは血行促進やリラックス効果が期待でき、ホルモンバランスが整い頭皮環境を整えることが期待できます。指の腹で優しく、毎日5分程行うと頭皮環境の改善が見込めるでしょう。また、シャンプー前に行うと毛穴の汚れも落ちやすくなり、育毛剤などの効果がより期待できます。
効果的に頭皮マッサージを行う方法としては、バスタブに浸かってから、体温が上がっている状態で頭皮が動く程度に優しくマッサージします。頭皮だけを刺激するのではなく頸動脈をマッサージすることを意識してみてください。
育毛剤や発毛剤を使う
育毛剤は頭皮の状態を整えて育毛をサポートし、フケやかゆみなどの頭皮トラブルも改善する効果が期待できます。育毛剤の成分には、血行促進や栄養補給、保湿、男性ホルモンを抑制するなどさまざまな種類があります。髪の毛の細さが気になる人には栄養が髪に行き渡るように血行を促進するタイプの育毛剤がおすすめです。
発毛剤は、髪の毛が薄くなってきたと感じる人におすすめです。ただし、対象はAGA(男性型脱毛症)の方に限られます。発毛剤に配合されている有効成分「ミノキシジル」は、毛包に直接作用することによって細胞の増殖やタンパク質の合成を促進する作用があります。それにより、発毛や髪の毛の成長が期待できるものです。
生活習慣を整える
質の良い睡眠は成長ホルモンの分泌を活発にし、髪の毛の成長を促すことが期待できます。また、睡眠は傷ついた頭皮を修復し、ストレスを軽減する効果もあるので、質の良い睡眠をとることは毛髪や頭皮環境の改善にも繋がってくると言えるでしょう。
適度な運動をすることは、血行を促進し、髪に必要な栄養を行き渡りやすくしてくれます。軽いウォーキングなど、無理なくできる範囲から運動する習慣をつけましょう。
アルコールやタバコは過剰に摂取すると、血行が悪くなり、髪を十分に育てられなくなってしまう可能性があります。
髪の毛を太くする習慣を身につけましょう!
髪の毛が細くなる原因には、遺伝や加齢だけでなく、生活習慣や食事が大きく関わっています。また、髪の毛が細いからといって、必ず薄毛になってしまうというわけではありません。日頃の習慣を見直すことで、髪の毛を太く成長させることもできます。毛が細くなってしまった原因を見つけ出し、改善できることから実施していきましょう。
あなたにおすすめ記事
-
ドライヤーのかけ方|正しいドライヤーのかけ方を知って髪を健康に保とう
目次 1. ドライヤーが必要な理由2. 【ドライヤーのかけ方】1.タオルドライをする3. 【ドライヤーのかけ方 […]
-
白髪を減らすことはできる?
白髪を減らしたい!と悩んでいる方もいるでしょう。白髪を減らす方法はあるのか、気になりますよね。生えてきたから仕 […]
-
髪の毛が細い原因や対策を解説!男性の髪を太く育てる方法とは?
髪の毛のセットが決まらなかったり、ボリュームがないと感じたりすると、もしかして髪の毛が他の人に比べて細いかもし […]
-
髪を柔らかくする方法を知りたい人男性必読!まずは髪質チェックから
「髪を柔らかくしたい、自分の髪は硬い」という人に足りないものとは? 髪質は生まれながらに決まっている部分が大き […]
-
黒ゴマが髪を黒くする!?白髪対策に黒ゴマが有効な理由
黒ゴマは健康によい食品として知られていますが、白髪対策としても有効です。黒ゴマが白髪の改善に良いとされる理由を […]
RANKINGランキング
-
重曹シャンプーで頭皮ケア!薄毛や白髪への効果と、実際の使用感をご紹介
-
急に増えた白髪は病気のサインかも!?白髪が増える4つの病気
-
毛根鞘まで抜くと快感・・・。これって病気か毛を抜きたくなる癖?
-
毛先が白い人は要注意!髪のSOSサインは栄養補給のタイミング
-
毛根が死滅したらアウト?髪の毛を復活させるために知るべきこと
NEW新着
-
高校生が薄毛(ハゲ)になる原因とは?今からできる6つの対策法
-
フケを治す洗い方はある?フケが気になる場合に試したいシャンプー方法を解説
-
頭のフケをなくす方法とは?シャンプー方法やヘアケアの見直しについて解説
-
Q適切なシャンプー使用量と目安は?
-
抜け毛の毛根がない?異常な脱毛の可能性も!早めに対策しましょう